【働き方】晴れた日は残業なんてしない!!!むしろ早めに仕事を終える

【働き方】晴れた日は残業なんてしない!!!むしろ早めに仕事を終える

適度に暖かく、晴れた日の平日、皆さんはどんな気持ちで仕事をしていますか?
私はそんな日は、作業の手を止めて外でのんびりしたい気持ちに駆られます。
しかし、仕事の途中で外に出て日向ぼっこをするわけにはいきません。遊びたい気持ちをグッと堪え、働きます。

アムステルダムの街の風景

一方、私が働くアムステルダムのシェアオフィスでは、夏の気持ちの良い陽気の日は、15時16時ごろになると「今日は天気がいいから早めに上がるよ」と帰っていくオランダ人がいます。衝撃です。残業をしないどころか「天気がいいから」という自由すぎる理由で仕事を早く切り上げるのです。

シェアオフィスに入居しているのは経営者やフリーランスなので、自分で働く時間を決められることも大きいのですが、同じくフリーランスの私の精一杯の自由な選択は「残業をしない」です…。

カフェのテラス席

カフェやバーはテラス席を開放し、陽の光をいっぱいに浴びながらみんなビールやコーヒーを楽しみます。観光客なのか一般人なのか判断がつきにくいところもありますが、街の中心地から離れたバーも賑わっているので、おそらく一般人もくつろいでいます(笑)

運河ボート

ボートをレンタルして運河を走る人も少なくありません。オランダに来たばかりの頃は「平日の夕方だっていうのにどういうこと…?」と、やや心がざわつきました。

運河の写真

ただ、これには夏のオランダの気候も大きく影響しています。夏は陽がとても長く、朝の5時ごろには陽が上り、22時過ぎまで明るいのです。上の写真を撮った時も夕方の17時ごろでした。仕事を17時に終えたとしてもまだ5時間は外が明るく、気持ちよく過ごすことができます。

逆に、冬は鬱々としてしまいます。外が明るいのは朝の9時から夕方の16時ごろまで。仕事が終わる頃には真っ暗です。どんよりとした曇り空の日も多く、オランダに住む日本人たちの間では「冬は地獄」と言われることも。

このため、長い長い冬が明けると、みんな開放的な気持ちになり、思いっきり夏を楽しもうとするのです。

オランダの噴水

私も昨年の夏は、思い切って15時ごろ仕事を切り上げて、友達と一緒に公園で日向ぼっこをして過ごしてみました。

何も考えずにただ、ぼーっと過ごしたのですが、これが驚くほど気持ちよく、リラックスできました。数時間早く仕事を終えたところで特に大きな影響があるわけでもないので、本当に天気がいい日は外でぷらぷらするのもいいかもな、なんて思いました。

日本でも、夏真っ盛りの時期は仕事を早めに切り上げてビアガーデンに行く、納涼会をする、早めに家に帰って家族と過ごす…など、色々な選択肢があるはずです。

日本人は真面目な人が多く、ついつい仕事に没頭しすぎてしまうこともありますが、オランダ人ほどではなくても「ま、今日はこれくらいにしといてやるか!」と、少し肩の力を抜いて、季節と人生を愉しんで見るのもまた一興ではないでしょうか。

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